25歳からセミリタイアを目指す

30代リタイアを計画し実践するブログ

私達は生まれた時から列車内にいる(1)

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まもなく幼稚園、幼稚園に止まります。

 

私は、私の意識はこの時覚醒した。

周りには私と同じような年齢の子供とその母親であろう大人で溢れかえっている。

みな同じような格好をしている、どうやら入園式が始まるみたいだ。

 

子供たちはみな泣いている。

母親と離れるのが悲しいのだろうか、それとも。。。

 

 

 次の瞬間、私は砂場にいた。

周りはボール遊びをしたり、玩具を使ってままごとをしているようだ。

だがそんなことは気にもならない、この手で至高の泥団子をつくるのだ。

 

次の日、乾かすために置いておいた泥団子は踏まれていた。

ああ、悲しい。

 

 

  次の瞬間も私は砂場にいた。

しかし、となりにさえない顔をした人間がいた。

ゆうた君という名前らしい、彼は私の泥団子のすばらしさに気付き、製法を教えてほしいらしい。

 

私はとくいげに彼に製法を伝授した。

少しうれしかった。

 

 

 次の瞬間、私は教室にいた。

目の前には髪が長く整った面立ちの人間がいた。

ゆうきちゃんという名前らしい、いつしか彼女のことを目で追うようになった。

 

しかし彼女はほかの人間と手をつないでいた、その彼とケッコンするらしい。

水の中でもないのに息が苦しかった。

 

 

気付いたら最初と同じ場所にいた、ここはどうやら体育館みたいだ。

だが今回は大人たちがみな泣いている。

子供たちは泣いていないのに変だ。

 

ゆうた君はこれから違う列車に乗り換えをしなければいけないらしい。

彼とは再会を約束して、別れた。

大人たちが泣いていたのは別れの意味を知っているからだろうか。

 

・・・

 

まもなく小学校、小学校に止まります。